1996年9月 Her Island Tour 3 (3/5)   

嬉れし悲しのマウイの旅

 2日目と3日目の夕方までは自由行動。レンタカーでドライブ、スカイダイビング、などいろいろ考えましたが、結局マウイ島へ渡り山頂からのMTBでのダウンヒルが良いなと考えていました。
 メインカードのJCBのオフィスで、昨日に申し込みを済ませてあるので空港へ。カウンターを勘違いしていてもう少しで乗り遅れるところでしたが、無事クーポン券を見せて機上の人となりました。ボーイング737クラスだったか?。

 1時間ほどでマウイ島へ到着。レンタカーと宿泊も込みのセットなので、レンタカー会社の車でオフィスへ。借りたのは絶対買わないだろうの「ネオン」。あざやかな青で、好きな色だったので良しとする。エアコンは完動するし、パワーステアリングだし、気楽なATならまあOKかな。ネオンでMTにしてもしかたがない。利き手じゃない右手でのシフトチェンジの自信もないからな。
 日本ではその時でカーナビユーザー歴3年以上、久しぶりに紙の地図を見ながら、車を転がす。郊外では50マイル制限が多い。殺風景ななにもない風景が続くが、やがて海沿いの道へ出る。緑が増えて気分も良くなる。

 

 どこかの店に寄る予定が結局見つからず。あきらめて、ホテルへ向かう。これがなかなかわからない。何度も行ったり来たりしてようやく見つかる。2階建ての小さめなホテル(例によってホテル名は不明)。海に面した部屋に案内された。海と言っても、工場が見えたりして風情はあまりないが。
時間があるので、途中で見かけたショッピングセンターへ。うろうろしただけで、結局何も買わず。ホテルに戻る。
 ホテルの部屋からの風景。ビーチじゃないのであまり良くありません。

 

 夕食はホテルの2階テラスで食べました。ワインを飲みたいところだが、ビールで我慢。だんだん夕暮れがすすみ、ゆったりとした時をすごす。向かいに誰もいないのが寂しい(笑)。仕方が無いので、部屋でザウを使って日本とアクセス・・・。

 真夜中の2時頃?だったかな、ツアー会社のお迎えを待つために誰もいないロビーでうろうろしていました。大きくないホテルなので、ホテルの人も奥に引っ込んでカウンターにはいません。
 やがて車が玄関に。「Mr.XXX」と聞かれて、「Yes」と答えます。マイクロバスに乗り込んだら、日本人らしいカップルもいました。その車でドライブインまで。そこで、軽食を買いこみ大型バスに乗り換えていよいよマウイの一番高い山の頂上へ。

 ここで、すでに何かがおかしいと感じていまいした。女の子も多いし、お年を召した方も多い。どう考えても自転車で下るとは思えない。。。。
 陽気なドライバーは、軍隊に入った息子や、大学に通っている娘の自慢話で絶好調。(もちろん英語です)
 途中で星空が綺麗に見えるという場所で停車。まあ、そこそこ見えますが、冬の澄み切った空を自宅で見る方がはるかに綺麗でした。「はいはい」って、感じでそそくさとバスに戻りました。

 山頂に着いたのは、午前4時半前くらい。霧が多く出ていました。人は合計数百人くらいでしょうか。寒いので多くの人が売店もある小屋に避難していました。
 小雨が降ったりしていて、肌寒い中を皆日の出を待ち望んでいました。でも結局まともな日の出を見られず、薄明かりの中を引き上げることに。帰りのバスの横を、レインコートを着たMTBライダーが隊列を組んで下っていきます。失意の私は、付いていた朝食も蹴ってふてくされておりました(苦笑)。

 追い討ちをかけるように、ホテルのすぐ近くを通ったにもかかわらず、順番で遥か彼方のホテルへ客を下ろしに行き、結局ホテルに戻れたのは30分以上先のことであった。(●〜*... Bomb!)

 もうおわかりかと思いますが、私が申し込んでいたのは「サンライズ&ダウンヒルツアー」ではなく、ただの「サンライズツアー」でした。
 確認を怠ったばかりに、マウイまで行って何をしてきたんだか・・・。

 ホテルに戻った後、すぐにチェックアウトし空港へ車を走らせました。時間がないのでガソリンの補給はあきらめる。本来は満タンにして返すべきではあるが。一度やりたかったんだけど。セルフのガソリン給油。(3年後のフランスで体験)

 精算をしてレンタカー会社(エイビスだったかな)のマイクロバスで空港へ。クーポン券をカウンターに渡してチケットを貰い、搭乗手続きをすませて待合室へ。
 結局、一度も日本語を使わず機上の人となる。英語の授業が嫌いだった私でも何とかなるので、経験しだいですね。

 ホノルルに戻ったあとモジュラーケーブルが短かったので、買い物に。近くに見当たらなかったので、歩きつづけてアラモアナショッピングセンターまで行ってしまいました。そこの電気製品売り場で5mのケーブルを購入。これでベッドに寝そべって、通信が出来るようになる。1.5mではちょっときつい。

 その夜は、イタリア料理の店で食事。今回は最初からの予定で昌己さんも同席。たしかワインも飲んだ気がする。