ものぐさ読書日誌(4) 読書暦「20.08.13」 | 直前へ 戻る |
『百光年ハネムーン』 梶尾真治 |
1998年8月13日 熊本在住のSF作家、梶尾真治さんの本。 帯の田中芳樹さんのコメントに「ハードにソフト、シリアスにユーモア、リリカルにブラック。・・・」と書かれていますが、まさにそのとおり。私個人としては、リリカルな話が泣けて一番好きです。 この本は過去の作品からの傑作集です。何処にでも置いてあるとは思えませんが、名古屋の書店ではまだ見かけることがあります。 読んだ事がない方は、「百光年ハネムーン」からどんなイメージを連想するのでしょうか。夢のある話がお好きな方にはお勧めな本です。 この本の中で特に好きなのは「未亜へ贈る真珠」「おもいでエマノン」あたりでしょうか。いつまでもこんな作品が好きであり続ける自分でありたいものです。 (出版芸術社、B6版、ISBN4-88293-098-6、本体1456円+税) |