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『摩天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿』 田中 芳樹

1999年7月4日

 元は96年に文庫で発売されたものが、新書版で再販されたもの。

 将来を嘱望?された警視庁女性キャリア(警視)が、怪奇難事件を解決する物語。
 でも彼女は「ドラよけ(ドラキュラもよけて通る)お涼」と呼ばれていることから、キャラクターがわかるでしょうか?。ミニスカとハイヒールの美女の設定になっています。

 でも書きたかったのは「湾岸署」という言葉が出てきた事。誰が最初に使ったんだろう?。昔からあったのかな。

 創竜伝を読まれた方なら傾向が似ていると思っても良いかもしれません。

 (講談社、新書、ISBN4-06-182049-4 本体740円+税)