前の本へ 2000年一覧へ戻る 次の本へ ものぐさ読書日誌(20) 読書暦「22.06.19」 呼び出し元へ戻る直前へ
戻る

『ブレードランナー2−レプリカントの墓標−』 K・W・ジーター

2000年6月19日

 ハリスン・フォードで映画化された「ブレードランナー」の続編。
 あえて、フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』の続編とは書きません。今は亡き原作者のフィリップ・K・ディックが書かない限り続編とは違うからです。
 特別「ディック」ファンではありませんでしたが、やはり別のもの印象は拭えません。やはり「ブレードランナー」では言葉のニュアンスが伝わってこないんですよね。
 映像のノベライズということであれば、まあ及第点と言えるのかもしれませんが、小説としては今一歩かな。

 (早川書房、文庫、ISBN4-15-011307-6 本体740円+税)