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『小説家ぶー子 イギリスを行く』 村山 由佳

2000年8月19日

 例によってまだ読んでないわけですが、紹介します。(爆)

 何冊か買って読んでいる村山由佳さんが、長期休暇でイギリス旅行に旅立ったわけですが、帰ってこないんじゃないかと心配した編集者が首に縄をつけようと、パワーブック&デジカメを持たせ現地報告を強要?した話のようです。

 97年の秋ということで、まだパソ通&インターネット人口が少なかった頃ですね。プロバイダのローミングサービスも少なかったのでしょう、ニフティ&コンプサーブを使うことになったようです。
 出版社(集英社)だから旅先通信のプロがいて、いろいろ詰め込み教育を施されたようですが、音響カプラーなども装備に含めて出発、実際にはひとりではなくサポートもついて行ったようです。

 好きなイギリスの旅日記に加えて、通信をしている場面も書かれているようなので、いろいろ楽しめそうです。
 集英社のホームページで紹介されたものを、本にまとめたもので、デジカメで撮った写真&イラストの本もセットになってます。

「後日談」
 最後まで読むと、お気楽な話ではなくなっていました。出会いあれば別れ
あり、いろいろ考えさせられます。

 (集英社、A5版、ISBN4-08-774385-3 本体(セット価格)2300円+税)