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『奇蹟の輝き』 リチャード・マシスン

2000年11月26日

 不慮の事故で命を落としたクリス・ニールセン。彼が辿り着いたのは「常夏の国」と呼ばれる死後の世界。
 しかしまもなく彼の妻アンが自殺してしまう。自殺者は「常夏の国」ではなく地獄に行ってしまう。妻を助け出すために、クリスはアンを助け出すために地獄の世界へ向かう。

 という話で、1978年に書かれたのですが、最近ロビン・ウィリアムス主演で映画化されました。

 リチャード・マシスンはSF主体の作家&脚本家。テレビドラマ「ミステリーゾーン」にも作品がドラマ化されてます。
 映画ではクリストファー・(スーパーマン)・リーブ&ジェーン・(大西部の女医)・シーモアで作られた『ある日どこかで』。「Samewhere in Time」なので『時のどこかで』が正しい&内容を表した訳だと思うけど。

 マシスンは好きだけど、この作品は残念ながら今一歩でした。9月に読み始めたものの、途中で忘れて中断。最近続きから読み始めたものの、最後は斜め読みで終わらせてしまいました。ちょっと甘すぎるストーリーが今の自分には合っていないためでしょう。

 (東京創元社、文庫、ISBN4-488-58101-3 本体720円+税)