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『新築物語 または、泥江龍彦はいかにして借地に家を建て替えたか』 清水 義範

2001年03月26日

 作者自身の実体験をベースに書かれた小説のようです。
 作家・泥江龍彦は妻の実家の借地に住んでいたが、あることをきっかけに家の新築をすることに。一年後ようやく家が完成したところで物語りは終わる。
 普通の人にとって家を建てることは、一生に一度の出来事。私も経験がないですが、読んでみると大変なことがわかります。建てた人にはうなずけることも多いんでしょう。
 
 『新築物語 または、泥江龍彦はいかにして借地に家を建てたか
 (角川書店、文庫、ISBN4-04-180414-0 本体476円+税)