ものぐさ読書日誌(95) 読書暦「23.11.11」 | 直前へ 戻る |
『ゲド戦記V さいはての島へ』 アーシュラ・K・ル=グイン |
2001年11月11日 ゲド戦記の第3巻。第2巻から既に20数年、若き魔術師だったゲドは魔術師の島ロークの大賢人となっていた。そこへ各地から不吉な知らせ、そしてエンラッドの若き王子が大賢人の知恵を求めてやって来た。 ゲドは王子アレンを連れて魔法が効かなくなる謎を突き止めるため、はてみ丸に乗って旅立つ。それはさいはての島まで行く過酷な旅に。 当初はこの本までの3巻までで終わっていたそうで、確かにこの終わり方もあるなと感じさせてくれます。ル=グインは書かなくても良いことを省略して、読者に想像させる終わり方をしています。ゲド自体が多くを語らないように。 |
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『ゲド戦記V さいはての島へ』発行1999年12月06日 (岩波書店、単行本、ISBN4-00-026465-6 本体2000円+税) |