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『KLAN[U]逃亡編』 原案:田中芳樹 文:霜越かほる

2001年12月02日

 前回は5人の中核となる登場人物が出てきたところで終了。今回は脇役に数名が登場。
 伯爵の追跡を逃れた、虎ノ介、風子、ルネ、アリョーシャ。しかし伯爵たちの追跡に抜かりは無く魔の手が迫っていた。北海道で熊の研究をしていた美笛は、警察からの現場検証に駆り出されたことから事件に巻き込まれる。また、虎ノ介と風子には叔父がいたことがわかる。叔父を頼って移動を開始するが・・・。

 前巻と異なって田中氏は原案に回り、別の作者によって書かれた第2段。「野望円舞曲」といい、最近この手の本が多いように思う。良い悪いは別にして。
 『KLAN[U]逃亡編』発行2001年10月30日
 (集英社、スーパーダッシュ文庫、
        ISBN4-08-630056-7 本体476円+税)