ものぐさ読書日誌(133) 読書暦「24.02.14」 | 直前へ 戻る |
『まちまちな街々』 清水 義範 |
2002年02月14日 作家の泥江龍彦はK書店を騙して取材旅行に行くアイデアを思いつく。あるときは夫婦二人で、またある時は編集者と3人で。人のお金でのタダ旅行は上手くいくのか? 「鹿児島の酒蒸し」「秋田でみつけた殿様」「三都物語・青森」「瀬戸の鼻提灯」「屏風のむこうに越中富山」「動かざること山梨」の計6篇を収録。ノンフィクションとフィクションが交じり合ったような小説。 広島・尾道・倉敷などの瀬戸内海と、富山県のごく一部は行った事があるものの、他の街は未経験。結構「ふーん」と感心する話題もあったりして楽しめました。富山では屏風のように山脈が聳えていたかも覚えていないので、行った事があってもなくても私には関係なさそう(苦笑)。 最初の2編は去年か一昨年くらいに読んでいて中断(いろんな荷物の下敷きになっていた)していたので、2編の中身は記憶がない・・・。 |
|
『まちまちな街々』発行1996年08月25日 (角川書店、文庫、ISBN4-04-180410-8 本体456円+税) |