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『時の回廊[1]地球年代記』 濱田 政彦

2002年04月07日

 伊ずみ(示氏)健彦は大学院を中退してシリアのパルミュラへやってきていた。そこで出会ったのは発掘中の日本人学者らしい二人連れ。しかし、彼らは健彦の目から何かを隠そうとする。
 ローマ時代のパルミュラの女王ゼノビアの時代と現代の人々を結んで、輪廻転生が絡んだ暗い勢力との暗闘が始まる。

 遺跡が出てくるらしいので、とりあえず手にとってみた本。
 著者の初めての出版本のためかすんなり世界に入っていけないので、読み終えるのに時間がかかりました。新書なのに1200円!、400ページもあるし。
 次巻を早く読みたいとまでは思わないけど、とりあえず出たら買って読むことにはなると思うが、読み続けたいと思う内容であって欲しい。
 『時の回廊[1]地球年代記』発行2002年02月28日
 (徳間書店、新書、ISBN4-19-850555-1 本体1200円+税)