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『銀河乞食軍団 外伝3』 野田 昌宏

2002年04月17日

 「アぁン、御免なさい!」「アぁン、御免なさい!」「アぁン、御免なさい!」今日も金米糖錨地では花組のおネジっ子3人組、ヒナ子、クウ子、ハナ子の半泣き声が聞こえてくる。班長のお七、副班長のネンネの苦労は続く。
 「キャットントン星系宝船事件」「金米糖錨地、美男子騒動」「金米糖錨地、天麩羅効果 プラスティック騒動」の3編を収録。

 銀河乞食軍団の外伝の3冊目。3話のうち最初のは読んだ記憶があるので、1話目から2話目の間にSFマガジンを読まなくなったんでしょうね。1988年頃かなあ。発行されてから10年以上経ってました。あの頃、既に未読本が山積みで後回しにしたので、今まで本の山に埋もれていましたが、最近の部屋の整理で再発掘されてきました。
 おネジっ子とは、「星海企業株式会社(乞食軍団)」に入社して宇宙船整備の仕事に就いた初等教育を終わったばかりのローティーンの女の子たちのこと。まだ、訓練中で一人前じゃないので、厳しく躾られてる状態。失敗ばかりで、班長たちの苦労は絶えないようです。
 『銀河乞食軍団 外伝3 −キャットントン星系宝船事件−』
             発行1990年05月15日
 (早川書房、文庫、ISBN4-15-030321-5 本体408円+税)