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『宿命のチャンピオン』 R.ゼラズニイ+T.ワイルド

2002年05月05日

 パイロット候補生から一気に、マスターパイロットの座を狙うマイク。そこにガジラ・シンジケートと名乗るグループが接触してきた。莫大な資本を持つ彼らが後ろ盾になれば、チャンスは大きい。
 ロボットに記憶を移されている元チャンピオンの「スピードボール」は自分の死んだ原因を突き止めようと、博物館の掃除艇を奪って宇宙へ乗り出す。予想外のお客さんも引き連れて出かけた先で彼らが見たものは・・・・。

 今まで「ゼラズニイ」だと思っていたけれど、この本では「セラズニィ」。「ZELAZNY」はいったいどう発音するんだろう?。早川書房や東京創元社は「ゼラズニイ」。ややこしいし検索できないから、外国の作者名はきちんと統一して欲しい。「ゼラズニー」なんてのもあるのかも。実際の本と違うけどこの日誌では「ゼラズニイ」で統一。
 原作では何巻まで出たのかわからないけれど、日本語版は主人公のマイクはようやくパイロットの席を得たところまでで終わっている。中途半端だけど、このままレースシーンを繰り返してみても新鮮味がなくなってしまいそうなので、このあたりで終えたほうが良かったのかも。
 『宿命のチャンピオン エイリアン・スピードウェイ(3)
   ロジャー・ゼラズニイ+トーマス・ワイルド
                  発行1990年02月25日
 (角川書店、文庫、ISBN4-04-273403-0 本体699円+税)