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『妖虫戦線1 バビロン・プロジェクト』 山田 正紀

2002年05月20日

 1991年湾岸戦争。装甲輸送車で集結地点へ移動中のハーンズ少尉は、GPSの故障で道を見失い砂漠の中に奇妙な建造物を発見する。偵察に向かわせた部下が還らずに自ら出向くが・・・。
 一方東京では多摩川の土手で惨殺された子供たちの死体が見つかる。捜査に駆けつけた警視庁の大滝は、生前の子供たちが遊んでいたという工場跡へ警官に案内された先で生き残った子供たちを見つける。しかし、そこでも新たな惨劇が起きて警官も撃たれてしまう。彼らを襲うのはいったい何?。
 
 この一冊目だけは発売当初に読んでますが、まとめて4冊を読むのを機会に読み直してみました。読み直して正解。ストーリーの概略さえ忘れていて、2巻目から読んでいては、話がまったくわからなかったでしょう。
 『妖虫戦線1 バビロン・プロジェクト』 発行1995年06月25日
 (中央公論社、新書、ISBN4-12-500356-4 本体757円+税)