ものぐさ読書日誌(183) 読書暦「24.06.16」 | 直前へ 戻る |
『星のダンスを見においで 1、2』 笹本 祐一 |
2002年06月16日 港町横須賀。夜9時、冬月唯佳(とつきゆか)は異国趣味の骨董品店「がらくた(ジャンクズ)」の店に行くが店は閉まっていた。天体観測でもしているのかと公園に向かうと、そこに店主のジャックがいた。しかし観測装置に映っていたのは、今は地球の昼間側にあるはずの木星。その異常さに気づかない唯佳は、普通の女子高生であった。 やがて、ジャックを訪ねてきた変わった人たちは、武器まで持ち出して唯佳もその中に巻き込まれる。そして、ジャックの正体は昔「笑う大海賊」と呼ばれた伝説の海賊の片腕であったことがわかる。ひょんなことからジャックと一緒に宇宙船に乗ることになった唯佳は、鍛えられていく。 これらは10年前に刊行された本。うーん、いつ買ったのかも不明。最近読んだ同じ著者の宇宙ものにつられて引っ張り出してみました。 最後の一歩前のエピソードが良い。続編を書けなくもないと思うけど、このままの方が良いかもね。 |
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『星のダンスを見においで 1』 (朝日ソノラマ、文庫、発行1992年07月31日 ISBN4-257-76609-3 本体480円+税) 『星のダンスを見においで 2』 (朝日ソノラマ、文庫、発行1993年04月30日 ISBN4-257-76643-3 本体480円+税) |