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『パリを歩いて ミカのパリ案内』 小椋 三嘉

2002年09月04日

 パリのパサージュ。陽光が遮られる事がない屋根付きの歩行者専用道路といったところ。パリ各地に出来ては消えて、現在の状態もさまざま。そんなパサージュからお勧めの箇所を紹介。次に大小のミュゼもエピソードを交えて詳しく紹介されている。また、インタビューの仕事で知り合った人たちの記事も。

 パサージュそのものは今まで未経験。行ったワインショップの反対側の入り口がパサージュになっていたのを知ったのは帰国後。なぜ裏口から人が来るのかと思っていたけれど、どっちが正面だったのか。
 パサージュの地図も一応付いているけれど、文章はカナ文字、地図はフランス語オンリー。著者にとっては違和感がないのかも知れないけれど、フランス語の知識が少ないものにとっては、読みにくいのを越えて疲れて挫折。見やすい地図と写真かイラストがあればもっといい本になったのに残念。
 『パリを歩いて ミカのパリ案内』 小椋 三嘉
    発行2002年06月25日
  (東京創元社、単行本、
      ISBN4-488-02370-3 本体1800円+税)