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『小説「日本」人民共和国』 井沢 元彦

2002年9月26日

 新聞社に勤める桜浩行は、まとまった休暇を取ったばかりの所を突然呼び出される。戦後50年の企画のプロジェクトに参加することに。同じ新聞社でカメラマンとして働く恋人の良美とともに原子力発電所へ取材に行くが、そこに大地震とともに津波が襲ってきた。
 気がつくと薄暗い野球場があり、一人の男が練習をしていた。

 帯にも書いてあるように、パラレルワールドもの。1980年にでも書かれていれば、興味を持って読んだかもしれないが、いまさらこういう小説を読んでも何も感じない。SFとしては評価の対象にもならないし、歴史ものとしても疑問。
 『小説「日本」人民共和国』 井沢 元彦
    発行1996年04月01日
  (光文社、単行本、ISBN4-334-92264-3 本体1456円+税)