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『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル

2002年10月24日

 パリのカフェ「ドゥ・マゴ」にいるルイス・ケインに呼び出しがかかる。第二次大戦の時のコードネーム「カントン」で、仕事の依頼者からの呼び出し。ある男をフランスからリヒテンシュタインまで届けて欲しいという。
 フランスの警察、謎の組織を避けての大移動が始まる。

 フランス・ベルギーへの旅行用に持って行った4冊の文庫のうちの一冊。読み捨ててきても良いかなあと思って持っていったのですが、結局、旅行の間に読めたのはこの本の3分の1程度。重量軽減のため2冊は捨ててきました。
 この本もずっと前に買ってますが、最近の本ではないのでどんどん後回しに。悪くはないけど、感動もなしと言ったところ。小説の映画化の場合、普段は小説に及ばないとは思っていますが、映像で見た方が楽しめると思う作品。なによりヨーロッパの風景が文章だけでは分かりにくいので、映像で見たい。もう既に映像化されてそうな古い作品だから映画化されてるかも。
 『深夜プラス1』 ギャビン・ライアル
    初版1976年04月30日 発行1990年07月31日
  (早川書房、文庫、ISBN4-15-071051-1 本体505円+税)