ものぐさ読書日誌(265) 読書暦「25.01.23」 | 直前へ 戻る |
『紳士遊戯』 赤城 毅 |
2003年01月23日 昭和六年、駆け出しの詐欺師・立見広介は東京ステーションホテルへ軍の関係者のふりをしてスイートルームに宿泊することに成功。食事をしにレストランへ向かうと老人と孫娘の二人に出会う。礼儀正しく会話をした後、支払いの段になって二人の食事代まで自分が払うことになっていることを知る。 老人は広介が弟子入りしようとしていた伝説の詐欺師だった。 作家の田中芳樹氏推薦の本ということで、知らない作者だけれど買ってみました。確かに田中氏の書く本に近いスマートに騙すような雰囲気が感じられます。ただ、スマート過ぎてのめり込めるように楽しめるタイプではありませんでした。 |
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『紳士遊戯』 赤城 毅 発行2002年10月25日 (光文社、新書、ISBN4-334-07489-8 本体800円+税) |