ものぐさ読書日誌(270) 読書暦「25.02.08」 | 直前へ 戻る |
『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ |
2003年02月08日 イギリスのとある田舎の村。ピーター・ウィムジイ卿は、車を橋を渡ったところで溝に嵌めてしまい身動きが取れなくなった。仕方なく近くの村までの道を従僕と一緒に歩き始める。やがて一軒のパブに辿り付く。ちょうど教区長が訪問中で、教区長の家に泊めてもらう事になった。 おりしも年の瀬、教会の鐘を鳴らすメンバーが病気で倒れて足りない。経験のあるウィムジイ卿に協力の依頼がかかる。何時間にも及ぶ鐘の演奏は無事に終わったが、やがて不幸の幕が上がる。さらに何年も前の宝石盗難事件まで絡んで、ウィムジイ卿の推理が始まるが・・・。 昨年の終わり頃に読んだ『英国ミステリ道中ひざくりげ』に書かれていた本を書店で見かけたので買ってみた本。ミステリ作家に紹介されているだけあって、充分読ませてくれる作品でした。 |
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『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ 初版1998年02月27日 発行2000年09月01日 (東京創元社、文庫、ISBN4-488-18310-7 本体840円+税) |