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『千里眼の瞳』 松岡 圭祐

2003年03月25日

 4年前の新潟県。海水浴場で遊ぶ少女が突然消えた。父親は慌てて探すが全く見当たらない。ちょうどその頃、F15のパイロットであった岬美由紀はスクランブル発進。領海を侵犯した所属不明の潜水艦を攻撃しようとするが。。。
 また、嵯峨敏也はその頃就職活動中。入社テストを兼ねたカウンセリングで奇妙なクライアントを任される。
 4年後、これらの事件を繋ぐ出来事が起きて、謎のつながりが明らかに。

 今回は岬美由紀に強敵が現れて、面白い展開。やはり、強い相手がいないと引き立ちませんね。今までの中でも一番好きな本でした。
 『千里眼の瞳』 松岡 圭祐  発行2001年08月20日
  (小学館、単行本、ISBN4-19-861454-7 本体1900円+税)