1985年12月 エジプト旅日記(3/17)   

12月25日水曜日 「アブ・シンベル神殿」の(謎)

  3日目の12月25日クリスマス。朝早く起きて空港へ。5時くらいでしょう。朝食を食べたのか、ランチボックスだったのか、機内食だったのか忘れました。
 
   今日はまず、アブシンベルへ飛びます。飛行機内でようやく日の出を迎えました。
 窓の外を見ていると、下はずっと雲に覆われつづけていました。砂漠に雲とは違和感を覚えますが、昼間には消えてしまうものなのでしょう。
 アブシンベルはスーダン国境に近い場所のようです。 
 
 地上がようやく明るくなった頃、ナイル川のアスワンハイダムで堰き止められたナセル湖が見えてきました。そのほとりに、アブシンベル神殿も。
 まもなく、少し離れた空港へ到着。小さなターミナルのローカル空港です。
 アブシンベル神殿の事は小さい頃、ユネスコの活動で水没を免れ解体して移築されたと聞いていました。
 
 アブシンベルの大神殿前にて、記念撮影。

 右側の男の人の前後に犬を配置すると、某通信教育のアンケート問題のように思えてきます。
 ということは、私が犬?
 
 ラムセス2世の像。高さは20mにもなります。レリーフとは言えこの大きさ、数千年前の古代エジプトの技術力はたいしたものだったんですね。
 1812年、スイス人の探検家ブルクハルトが、砂に埋もれた巨大な人間の彫刻を発見した事により、世に知られるようになりました。紀元前1300年程前に作られたそうです。春分・秋分にはまっすぐ光が差し込む構造になっているとかで、大昔から太陽が重要な役割を果たしていたんですね。
 
 隣にはラムセス2世の最愛の妃ネフェルタリのための小神殿もありますが、小と言っても大きいです。
 案内コースには入っていなかったので、一人近づいていって撮影してきました。
 
 神殿内部にも入れます。というか、そこをとおって帰ることになっています。コンクリート打ちっぱなしで、まるでダムのよう。がっくりしてしまった事だけは言えますね。

 再び機上の人となり、アスワンへ向かいました。