戻る 1988年12月〜1月 インド 一部豪華パレス旅(31/35) 次へ    目次へ

 
1月2日 月曜日 『体が堅いと幸せも訪れない』
 
 こちらはヒルジー朝第2代皇帝のアラウッディンが、同じデザインで2倍の大きさのものを建てようとしたものの、皇帝死去で造りかけのまま放置された「アラーイーの塔」。  何に使われていたのか説明された記憶もないので、観光中にふらふら歩き回って気になったものを写した一枚だと思われます。ちょうど椅子の大きさですが、柱か何かの一部かも。お気に入りの一枚です。
 
 これはチャンドラヴァルマンの鉄柱と呼ばれるもの。高さ7m重さ6トンで純度98%の鉄柱は、風雨に晒されても腐食せず黒光りしています。4世紀にビシュヌ神を祭る寺院の前に建てられたものを、5世紀始めに移築したもの。ヒンズー寺院は壊されてモスクに生まれ変わったものの、鉄柱だけは残されたようです。
 この鉄柱を後ろ手にして手を組む事が出来れば幸運が訪れるとか。残念ながら体の小さい私では無理でした。
 たしかマンガの「ドラゴンボール」にも登場していた記憶がありますが・・・。
 
 これもモスクの一部。何かは覚えていませんが、複雑な文様に魅せられて撮った一枚。  これは何か覚えていませんが、デザインがシンプルな事から、元々はヒンズー寺院だったものかも。

戻る 目次へ 次へ