1990年4〜5月 トルコ周遊の旅 (2/29)   

4月30日 月曜日 「イスタンブールに到着」

 今回のビジュアル関連装備は、
・8ミリビデオカメラ:ソニーTR55(初代パスポートサイズ)
・一眼レフカメラ:キャノンEOS−10
 どちらもこの旅のために揃えました。ビデオカメラを買うのは初めてのため、準備期間は多めにとって当日に備えました。
 それまで一眼レフはキャノンのT90を使っていましたが、マニュアルフォーカスのカメラとビデオカメラとの両立は無理と諦め、売却してオートフォーカスのEOSに変更。その他にスナップ用で、フジのコンパクトカメラも持って行ってます。8ミリのテープは2時間を5本、フィルムはリバーサルを中心に10本程度。
 なお、まだパソコンなど通信装備は所有していない時代でした。

 さて専用バスで空港を出発し、朝の道をイスタンブール市内へ。右手に地中海と黒海の中間点、マルマラ海を見て進みます。やがて左手に鉄道が見えてきます。オリエント急行で有名な路線、終着のシルケジ駅はその先です。この時からビデオカメラは回し始めました。編集なんて考えてませんでしたが、撮れるだけとってみようという方針だったのです。
 ガイドの名前は出しても構わないでしょう。シャルマンさんでした。若干あやしい日本語を使いますが、コミュニケーションには問題なし。

   中心部は朝の出勤時間帯のためか混雑しています。渋滞を抜け、バスは最初の観光ポイント「トプカプ宮殿」へ。500年以上前に作られ、400年にわたってオスマン・トルコのスルタンの居城として使われた宮殿です。学校・造幣局・病院などもおかれ、最大4000人が働いていたとか。ちなみに「トプ」とは「大砲」の意だったと思いますが、間違っているかもしれません(^^ゞ。
     
   金角湾にかかる橋の一つ。ガラタ橋かは不明。撮影したのは、ホテルに向かう時なので、時系列とはあっていません。

 写真の日付は日本時間になっています。
 博物館の開場まで時間が少しあるので、その前に競馬場跡を見学。数10mクラスのオベリスクが3本、年代もさまざまに建っています。最盛期にエジプトから運んできたもののようです。