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1999年5月フランス ワインと城壁の旅(7/35)
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5月17日 月曜日(1) 最初で最後のまともな昼食

 この日は、朝早くにホテルを出てルーブル美術館へ。地下のほうが入場しやすいと聞いていましたが、せっかくなので地上から。9時の開門時間に着いたのですが、ガラスのピラミッドの入り口には長い行列。待っていても全然進む様子もない。本を読みつつ待っていましたが、1時間を超えても全然進む気配もない。諦めて去ろうとすると前方で歓声が。どうやら、噂に聞く時限ストだったようです。入場出来るまでさらに15分。大きめのバッグを持っていましたが、持ち物もX線で確認されていたので大丈夫だと思っていたら、リシュリュー翼への入り口で止められました。バッグをクロークに預けるように言われ、丸いデジカメを手持ちにしなければならず、サブバッグでも持ってくるべきだったと後悔しました。
 さすがにルーブルは違うなーと思いつつも、今日は目的の店があるので1時間ほどで撤収。チェルリー駅からすぐのコンコルド駅で乗り換えて一駅のINVALIDESへ。さらにRERに乗り換えて一駅の「PONT DE I'ALMA」駅で下車。
 目指す店「Au Bon Accueil(オ・ボン・アクイユ)」には、12時半頃到着。予約はしてないと言うと、壁を背にした店全体が見渡せる席に案内されました。この店も「パリでお昼ごはん」で探してます。お店の前の通りからは、エッフェル塔がすぐ近くに見えるそうですが、気づきませんでした。


 メニューを撮影し忘れたので、詳しい料理名が分かりません。失敗です。勘だけで注文しました。
 手前に見えるのが太ももの部分、中央が胴体だと思います。鶉かな?。揚げたバゲットの上に内臓(腎臓かな)らしきものも乗っていました。薄赤紫の丸いのは赤カブみたいなものです。
 美味しく食べられて満足です。

 辞書も見ずに注文したため素材もわかっていない。それで、同じ肉同士ならどうしようと冷や冷やでした。

 メインのお肉。豚系?。
 骨付きの部分でした。脂身が多いのは苦手なんですが、しつこくなく問題なく食べられました。

 付け合せに出てきたマッシュポテトの入れ物です。この店の売り物であるマッシュポテトがたっぷり入っていました。
 すべての料理に付いてくるようです。

 この頃には、近くのビジネスマンらしき人で賑わってきました。でも、日本と違い男女の組み合わせが多いです。

 キャセロールからすくって料理の皿へ。
 生クリームが入っているような甘さがします。砂糖の甘さではないので、いくらでも食べられそうでした。
 一番美味しかったかも。

 デセールは、りんごのミルフィーユ。揚げたりんごのスライスと、パイ生地が乗せられています。りんごの酸味がほどほどでこれも良かったですね。
 この店のお勧めのデザートは、チョコレートものだそうです。

 定食が135FF、グラスワインが25FF、紅茶が24FF。合計184FFの昼食でした。定食のメニューは毎日変わるそうで、人気のあるのもわかります。
 

 食事の後、他の美術館に行くことも考えたけれど、一旦ホテルへ戻ることにする。で、その前に真向かいのプランタンへ。
 地下の別の店で、モジュラーアダプターを19FFで購入。これで、フランス式のモジュラーでも大丈夫。プランタンを上がって行くとワイン関係の売り場があり、散策する。でも何も買わず。更にあがると本屋があったので地図を探すと、ちょうどアヴィニョン、ニーム、レ・ボー・ド・プロヴァンス、ポンデュガール、エーグモルト、カルカッソンヌまで入っているピッタリのが見つかりました。これで、ドライブも安心?。実際にはニームでもっと良いのが見つかり使いませんでした。
 ホテルへ戻って、レス書き。そして、明日の出発に必要な荷物を分類。でも、実際に詰め込まず、大雑把に分けただけだったので、翌朝苦労することに。