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1999年5月フランス ワインと城壁の旅(29/35)
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5月21日 金曜日(5)  アヴィニョンの踊れない橋

 17時頃、適当に歩いたら城壁の外へ出てしまいました。振り返ると公園みたいな上り口があるので、そこを登ると見晴らし良く対岸の見たかったサンタンドレ城塞が見えました。良く見える場所で写真を撮ろうとすると強風で体が持って行かれそう。柵に体を固定してなんとか撮影。ぶれたかなあ。
 あとで調べると「ドン岸壁」と呼ばれている場所のようでした。


 アヴィニョンとローヌ川を挟んで対岸にあるヴィルヌーブ・レザヴィニョン(Villneuve-Les-Avignon)。名前から想像できるように、アヴィニョンの新しい町です。
 高台にあるのが、14世紀後半にジャン善良王とシャルル5世によって建てられたサン・タンドレ要塞。もっと大規模ですが、列車から見たカルカッソンヌもこんな感じでした。
 強風の中で撮った一枚です。

 サン・ベネゼ橋への矢印があるのでそちらの方へ。逆からくる観光客が多いので、私は一般人に逆らっているようです(笑)。
 この角度からだと橋が途中で終わっているのが判りにくいのですが、対岸まではまだずいぶんあります。

 上の写真にも写っている塔を逆から見たところ。撮影ポイントは、上の写真で通路の左端の場所。
 こちらの写真の中央上部のコンクリートの高台が上の写真を撮影した場所です。

 サン・ベネゼ橋から写した城壁です。城壁の外側なので交通量が多いですね。車がひっきりなしに通ります。

 左は橋の上から写した街の北方向の風景です。ローヌ川がゆったり流れています。
 右は橋の端から写したアヴィニョンの街方面の写真。

 上の右の写真とほぼ同じ構図で、望遠でアップにしたもの。法王庁の巨大な建物です。
 サン・ベネゼ橋も有料になっていますが、法王庁の宮殿で共通券を買ってあるので見せて入場。ここでも音声ガイドがありますが、日本語は無し。長い説明を英語で聞く元気もないので、「ノン」と言って断ります。橋の上で30センチくらいもある音声ガイド機を耳に当てて説明を聞いている姿は少し変です。
 写真では綺麗だけど橋の上からではそんなにたいしたものではありません。適当にまわりの写真を撮って引き上げました。

 左が音声ガイドのパンフレットです。日本の美術館でも増えましたが、2桁番号を入力すると、説明が聞け、詳しい案内がある場合には3桁を入力するようになっていました。

 右は、サン・ベネゼ橋の基礎部分。アーチが綺麗に出来ています。別に川に入ったわけではなく、水面近くに降りられる場所がありました。

 帰り道にお土産屋を物色。ハンカチで良いかと葡萄とオリーブ柄を購入。話の続きは前のページ