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1999年5月フランス ワインと城壁の旅(31/35)
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5月22日 土曜日(1)  パリへの帰還

 寝たのが早かったので、またも早起き。まだ3時半でした。とりあえず巡回して、レス書き。アップしたあと、うとうとする。
 7時半頃お風呂に入って、駅まで歩き、TGVの予約をする。9:33のは2等が満席で1等しか残っていない。仕方なく1等を選択。結局TGVの2等は未経験。
 9時過ぎホテルを出て駅に向かう。構内を物色していたら、5分前に列車が到着。2編成連結のため列車編成がわからず、うろうろしていたが、駅員がいたので聞くと最後尾だという。時間がなくなってしまい、またぎりぎりの乗車。ただ、今回は大荷物のアメリカ人らしい観光客が多いので、多少余裕はありました。
 またしても後ろ向きの席。朝に買う余裕がなくて水が切れていたので車内で買うが、ガス入り。美味しくなかった。


 到着後、パリのリヨン駅で撮影。
 最後尾の車両だったので、少し移動しTGVの動力車を撮影。グル号も入れてやる(笑)。行きにはこんな時間はありませんでした。

 入り口脇のマーク。
 行きも帰りも時間ぎりぎりで、TGVとは相性が良くないようです。日本のように本数が多くないので、乗り遅れると場合によっては翌日に。普段の時間を守りきれない自分の生活がまともに出てしまいました。
 無理なスケジュールを立てる欲張りなところも良くないんでしょうね。

 駅舎からみた南方向。またこの場所に立つ時は、余裕をもっていたいですね。
 各本面毎に駅が離れて存在するのは不便ですが、旅立ちの感覚は強いものがあります。今回はそんな感傷とはまったく無縁で暑かっただけでした。

 地下鉄の駅ではカルネを探すがみつからない。人前でバッグの中をごそごそするのは危ないので、仕方なく1枚だけ自販機で購入。
 1時過ぎ、ナシオン広場に出る。うーん帰ってきたという気分。で、タイトルです。AGATE HOTELに到着すると、タオルを出してくれた顔なじみの男性。何も言う前に 「トレヴィヤン」と言って鍵を出してくれました。なんだかとっても嬉しい気分。スーツケースも言わなくても持ってきてくれました。62号室の鍵、こんどはバスタブがありそう。
 部屋に入りさっそく回線確保、ベッドをずらしてミノ虫接続。帰還報告報告をアップ。今回は道路側と違うので、窓から中庭を初めて見ました。

 タイトルは、栗本薫さんの小説『グインサーガ 16巻 パロへの帰還』タイトルのもじりですが、ナシオンに着いた時にはホントそれが実感です。