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1999年5月フランス ワインと城壁の旅(35/35)   
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旅の終わりに

 朝の9時少し前、予定より30分遅れでKIX(関西空港)へ到着。ほかの人たちをどんどん追いこして早めに入国審査をクリアしたが、荷物が出てきたのは遅め。特別なものは買っていない(手持ちのワインは3本)ので、税関もスルーパス。
 スーツケースの中にグル号(キャスター付きバッグ)を入れて、更にその中にワインを入れるという暴挙に出た為、急いで中味を確認。問題なし。グル号の空き部分に、空港で買ったお土産を押しこみ、スーツケースを宅配業者の手に渡す。
 みどりの窓口で乗車券を購入。9:48発のはるか12号を予約。ホームで待っていると、大阪環状線で人身事故がありダイヤが乱れているとのアナウンス。なんとか6分遅れで発車したものの、大阪市内をなかなか通過できずに止まってばかり。新大阪を過ぎてからは順調に走り、11:25頃京都着。予定より25分ほどの遅れになっていました。
 11:17の新幹線は発車した後。1時間待ちなので、ポルタへ。喫茶店に入り、奥の壁際に座って食事。噂のメニューを注文してしまう(笑)。パソなどは取り出さず一般人を装って食事。
 早めに食事を終え、新幹線ホームへ。コンコースは修学旅行の学生で一杯。こだまは空いていて余裕。寝てしまわないように気をつける。米原で電車を乗り換え大垣へ。迎えにきてもらって、車で帰宅。午後2時に帰ってきました。

 家からパリのホテルまで使用したスーツケース。10年ほど使ってます。ルイジコラーニのデザインが気に入って購入しました。
 個人旅行では一ヶ所滞在ならスーツケースでも良いのでしょうが、移動が多いと大変でしょうね。

 通称「グル号」正式名「grenouille号」です。濃い目のかえる色と言って紹介したことから付きました。
 JTBのトラベランドで安く購入。5月に見かけた京都の新京極辺りに売っていたのは、その2倍していました。

 家からパリのホテルまではスーツケースの中。機内持込サイズなのですが、スーツケースと2つ持って歩くのは面倒なので、スーツケースに押し込んでました。
 しばらく待機した後、南仏にはこれと下のバッグを持っていきました。非常に軽いしキャスター付きなので、重宝しました。ただ、丈夫さには欠けるので、注意は必要です。
 また、帰国後はスーツケースの中から出し、スーツケースは宅送、これをもって帰りました。
 小学館の雑誌「DIME」とコクヨの共同企画の「モバイルバッグ」です。これ以外に小さめのショルダーを持っていきましたが、使わずにこれを家を出て帰るまでずっと肩にかけてました。
 機内持込には適当な大きさ(幅40、高さ30、重さ1キロ)ですが、街歩きにはちょっと大きめ。でも、なで肩でも肩からずり落ちないので楽だったため、ずっと愛用してました。
 ワインを持ち帰ったケースです。ボルドー、ブルゴーニュのタイプに合いますが、DRCには小さすぎます。これをグル号に入れ、さらにスーツケースに入れて持ち帰りました。もちろん動かないように、隙間には服などを詰め込んで固定してました。


 風邪を引きずっての出発、初めての個人旅行でつらい部分もありましたが、無事に行ってこれました。
 これは特に出発前から旅行中まで助けていただいた、3名の方々のおかげです。ありがとうございました。とても感謝しています。

 問題はカルカッソンヌの城壁巡りです(まだ、言っている(苦笑))。最低ここだけは行かねば成りません。慣れたナシオンも良いし、ニームの下町を写せなかったことも心残り。旅の仕方は人さまざまですが、私の場合事前に調査が基本。準備不足で、おまけにせっかく購入したガイドもいくつか日本に忘れてしまうと言う状態。いろんなものを見ても意味が判っていないのは無駄が多い。短時間では美味しそうな店が見つけにくいし、無駄足も多かった。でも一番大事なのは言葉ですね。もう少し理解できたり、しゃべれたりしていれば多少とも快適になったことでしょう。
 次に出かけるときには、準備万端で望みたいと思ってます。でも、いつも時間がなくなってしまうので難しいでしょうね。


【参考文献】 旅行前の目的地検討用、旅行前&旅行中のガイド、HP作成用の合算です

・「地球の歩き方 フランス 1999〜2000版」ダイヤモンド社
・「地球の歩き方 南仏プロヴァンスとコート・ダジュール&モナコ 98〜99版」ダイヤモンド社
・「プロヴァンス ミシュラングリーンガイド」実業之日本社
・「ワールドガイド パリ 99〜00」JTB
・「ブルーガイド わがまま歩き パリ」実業之日本社
・「地球の歩き方 ヨーロッパ鉄道の旅マニュアル」ダイヤモンド社
・「旅のガイドブック まめ パリと近郊の本」近畿日本ツーリスト
・「個人旅行 フランス」昭文社

・「フランス鉄道の旅」秋山満、光人社
・「鉄道で行くフランスの旅」植村正春、グラフィック社
・「ガイドブックにないパリ案内」稲葉宏爾、TBSブリタニカ
・「いきなりパリジェンヌ」曽根麻矢子、小学館
・「ヨーロッパの旅 城と城壁都市」紅山雪夫、河出書房新社
・「フランスの城と街道」紅山雪夫、トラベルジャーナル
・「南フランス 小さいまち紀行」グラフィック社

・「フランスお菓子おみやげ旅行」文:伊藤 文、イラスト:佐野智香、東京書籍
・「フランス・名物食べ歩き図鑑」並木麻輝子、ワイズ出版
・「パリでお昼ごはん」稲葉由紀子、TBSブリタニカ
・「世界のメニューガイド」弘済出版社

・「ブルーガイド ひとり旅これで十分 フランス語会話」実業之日本社
・「旅のフランス語会話」昭文社
・「クラウン仏和辞典 CD-ROM」三省堂


・「パリから行く田舎町」丸茂和博+クロスメディア、双葉社
・「北フランス 小さいまち紀行」グラフィック社
・「旅名人ブックス8 イル・ド・フランス」文:吉村葉子、写真:宇田川悟、日経BP社
・「旅名人ブックス4 ボルドー」写真:AMIY MORI、文:遠山敏之、日経BP社

・フランス政府観光局、各種パンフレット