2000年5月フランス ものぐさパリ日記(9/16)   

 
5月28日 日曜日  涼風吹きすさぶ町ランス
 
 つづき
 大聖堂の前に止まっていたプチトラン。フランス各地の観光地には必ず走っていますね。
 ここのは白地に青のストライプ。

 天気はまずまずでしたが、時折強い風が吹いて肌寒いかと思うと、風がやむと暑くなったりで、体温調整に気を使います。

 大聖堂を後にして、さらに1キロ以上南のサン・レミ教会へ。こちらでもミサが行われていました。
 ただ、先ほどの大聖堂とは違い、地元の方々のごく普通の日曜の風景のイメージでした。当然写真なんか撮る雰囲気ではありません。
 博物館も併設されていますが、閉鎖されていました。どうやら2時からだったようです。

 駅方面へ戻ってさらに北東へ、レオナール・フジタ(藤田嗣治)が壁画を描いた礼拝堂があります。
 こちらも残念ながら閉まっていて、門の前から撮影するのがやっと。調査せずに思いつきで行動しても、なかなか上手くいきませんね。

 1時を過ぎてお店を物色して周ります。コキアージュ、アシュペルジュも気になったのですが、帰りの列車を考えると早く食べられるものをと、クレープにしました。
 ジャンボン&フロマージュとシャンピニオン&トマトの2種類を頼みました。どちらもガレット(そば粉)のクレープ。
 そこそこ美味しいのですが、トマトは生でなくトマトソースで胃に堪えました。

 駅近くから大聖堂方面へ続く道。
 両側にはレストラン・みやげ物のお店が並んでいます。でも日曜日では食べ物関係のお店がやっているくらい。
 時刻表で2時半の列車があると思ってましたが、季節列車だったので5時近くまで次の列車はなく、待ちぼうけです。
 パリでの約束の時間に間に合う列車は調べていましたが、その前の列車をきちんと調べなかったのは失敗でした。
 
 パリまでの直通列車は18時10分着。その前にある途中乗り換えは少し早く着くので、そっちを選択しました。
 エペルネまで殆ど各駅停車の列車で移動します。5分毎に停車しスピードもゆっくり。完全なローカル電車でした。車内の検札がありましたが、可愛い女性車掌。パリまでの切符なので、乗り継ぎだけど判ってる?みたいな事を言われたので、駅から持ってきた時刻表を見せて大丈夫なことを知らせます。
 乗り換えを待っていると今日はじめてのにわか雨。ちょうど列車が入線し、慌てて乗車。結構混んでいて、結局1時間ほど立ったままパリまで行く事になりました。