2000年5月フランス ものぐさパリ日記(16/16)   

 
5月31日 水曜日  独りぼっちの帰国
 
 出発時間を勘違いしていた事もあって、乗り遅れるかとも思いましたが、何とか出発1時間15分前に空港に到着。危ないところでした。
 おみやげを殆ど買っていないので、売店を物色。マスタードと去年美味しかったクッキーを手に機上の人に。

 去年は2Fのターミナルオープン直後ですこしゆったりしていましたが、今年は人でいっぱい。
 ちょうど成田便と関空便がほぼ同時に出発するようで、まわりは日本人ばかり。乗客はもう日本に帰ってきたような気分なんでしょうね。
 帰り際に買ったハムとパンを持っていよいよ搭乗です。

 しばらくしての昼食。当然洋食を選択です。
 マスの燻製、ポテトサラダ、茶そば(笑)、鶏肉のマッシュルームクリームソース、野菜ソテーのブルターニュ風、ライス、ロンドゥレチーズ、プラムフラン・ブルターニュ風
 サラダはとてもシャキシャキしてました(凍っていたとも言う(爆))
 チーズはパスしたので味は不明。ケーキも美味しくなく少し齧っただけ。そ
れ以外はまあまあ食べられました。

 到着直前には、選択できない朝食です。
 パン2種、チーズ2種、ハム、ヨーグルト、オレンジジュース、他
 オレンジジュースは飲みましたが、ヨーグルトはパス、他は少し齧るだけ
 持ち込んだクロワッサンとブリオッシュ、生ハムで朝食をとりました。(生ハムは厚めで脂肪のところが噛み切れず(笑)、物色できなかったのはやはり失敗)
 
 機内食はほぼ去年に近いもの。1食目はまあ食べられますが、2食目はどちらも美味しくありません。行きは夕方到着なので食べに行けば済みますが、帰りは何か持ち込むのが良いようです。
 宿命の茶そばですが、なぜか行きのものより帰りのもののほうが若干ましに思えます。気のせいかもしれませんけど。
 食事に関してはあくまで個人の主観なので、他の大部分の日本食信奉者とは大きく異なる事は確かでしょうね。

 まだまだ旅をしているお二人よりふた足くらい速くの帰国、寂しいものがあります。

 とは言いつつも、到着後は天王寺でフェルメール展を見学し、快速電車を乗り継いで経費節約の帰国。旅は最後の最後まで楽しみました。