2002年10月フランス&ベルギー ものぐさ日記(1/18)   

 
10月11日 金曜日 アップグレードで幸運な出足
 
 今回の旅行は、日本航空利用で名古屋発の国際連絡便を利用し成田経由でパリまで行きます。午前5時に起き出し最終準備をしたあと6時半に家を出て車で名古屋空港を目指します。民間駐車場に車を預かってもらい、国際線ターミナルまでワゴン車で送ってもらいました。
 宅配カウンターで現地で使える携帯電話を借りた後、チェックインカウンターに向かいました。まだ、朝の7時半ですが結構混んでいます。幸いJALカウンターは空いていました。さっそく航空券を出しチケットを受け取ります。成田までの搭乗券はすぐに発券されましたが、成田からの分がなかなか出てこない。時間には余裕があるけどあまり待つのも面倒だなと思っているとようやく発券。「エコノミークラスが満席のため、ビジネスクラスでご用意しました」とのこと。予約時は二階席をリクエストしていましたが、機材変更で一階席に変えさせてもらうとの連絡を貰っていたので、もしかしていざという時に優先してもらえるかなとは思っていたけれど、初めてのアップグレードは嬉しいものです。
 
    カード会社のラウンジで休憩した後、足りない旅行用品を買い足しました。
 そうこうしているうちに搭乗の10分前。出国手続き前の荷物検査では長い行列。でもなんとか出国手続きをすませて搭乗口へ行くと長い行列。とりあえずトイレへ行って、戻ると行列が減ってました。
 名古屋成田間の機材はボーイング747。写真を撮ろうか迷いましたが、結局撮らずに飛行機の中へ。席へ向かうと前の方の席で、ビジネスクラス用のシート。卵形のシェル構造のシートでした。ラッキー!
 ただ、飛行時間は45分。制御ボタンがいっぱいついたシートを倒したりも結局しないままでした。
     
 成田に着くとそこは第二ターミナルのサテライト。中央部にたどり着いた後、シャトルで本館の方へ。短い距離だから、歩いてもいけるようにしてほしいなあ。さて、はじめての国際線の乗り換えでしたが、何の問題もなし。
 本館に無料で使用出来るヤフーカフェがあったので、借りて通信。先行して向こうで待っている旅仲間にアップグレード自慢の報告(苦笑)。
 搭乗時間の11時45分が来ていたので急いでゲートに行くとまだ開いていない。窓際に荷物を置いて待ちます。12時にようやく搭乗開始。ビジネスクラス特典で先に搭乗。席に落ち着いて出発を待ちます。やがて「出発時刻になりましたが、10名さまの搭乗がまだです」の案内。
 席は29のG席。右側通路中央寄りの席です。左隣二人は夫婦らしいので、出入りもそちら側、誰も前を通っていく心配もないので快適です。帰りは窓側を希望してしまったので、失敗かなあ。
 
 最初の機内食は、
・アミューズ・ブーシュ
 (スモークダック クレープ巻、小海老のトースト”北京風”、
  サーモン ミルフィーユ、
  うずら玉子のタルト マンゴーソース)
・オードブル
 (フォアグラと鴨のテリーヌパイ包み 茸添え)
・デリカシーズ
 (ロックフォールチーズムース マスカットワインゼリー寄せ)
・サラダ
 (フレッシュサラダ・フレンチドレッシング)
・メインディッシュ
 (牛フィレステーキ マスタードソース)
・デザート (パリブレストを選択)
 (他はチーズ、フレッシュフルーツ、
  モンブラン、抹茶ケーキ、など)
・パン、飲み物(紅茶を選択)
 
 映画はオーストラリアのクロコダイルなんとかという映画と「ピンポン」を見て過ごします。スマイル役の彼が「Heaven?」の伊賀君を演じたら似合いそうだけどどうかなあ。
 間にリフレッシュメントを挟みつつ、体力温存で目を瞑って過ごすと、夕食の出番。
夕食その1:成田発のJAL405での機内食
・トルテリーニパスタとほうれん草のグラタン
・フレッシュサラダ・イタリアンドレッシング
・グレープムース
・フレッシュフルーツ
 (メロン、マンゴー、オレンジ、パイナップル、
  キウィなど)
・黒パンロール、バター
・飲み物
 
 CDGには定刻の4時半頃に到着。5時過ぎにタクシーに乗車。快調なのは最初だけ、途中から6キロから8キロの渋滞続きでした。雨も覚悟していたのに日が差し込んで暑い!!。汗までかいて最悪。ホテルに着いたのは6時過ぎになって、おまけに50ユーロもかかってほんとに踏んだりけったり。
 ホテルにチェックインしたあと、時間があればシャワーでもあびる予定でしたが、時間が厳しいので諦めて着替えだけにしました。着替えが終わった頃に電話が鳴りました。先行してアパルトマン生活を送っている常陸介さんがレセプションから電話してきたのでした。「5分後」と答えて急いで準備。久しぶりの対面です。
 近くの地下鉄駅から2回ほど乗り換えてジョルジュサンクまで移動。研修団が待っている「ステラマリス」に到着しました。
 ここは日本人シェフ吉野氏で有名なお店。
 日本語メニューもあるので楽なんでしょう客も日本人が多いです。サービスは向こうの人が主体ですが、着いていきなりここに来てはなんかパリに来た気分にならなくて物足りません。
 マダムは最初お勧めコースで全員同じメニューにしてもらう気持ちでいたようですが、我々は普通の日本人じゃないので同じメニューは御免です。そうは言っても全員がばらばらではシェフも同時サービスが大変なので、コースのそれぞれを3つくらいの種類で固めてから注文しました。
 機内食が美味しかったので食べすぎていた私は、あまり食べられなくてちょっと残念。味の評価も難しいところです。

 終わったのは12時過ぎ。長居してしまいました。明日の予定を確認したあと、同じ5区に住んでいる常陸介さんとタクシーに同乗。降車後街の雰囲気を観察しつつホテルに帰りました。