2002年10月フランス&ベルギー ものぐさ日記(4/18)   

 
10月13日 日曜日 (1/2) 初めての陸路国境越え
 
 今日は一旦チェックアウトして、アントワープへ行く日ですが、未だにホテルの近辺にどんな店があるのかも良く知りません。まだちょっと薄暗い8時に街歩きに出かけました。「ネオタク」なんて店がありましたが、「ネオ」と「オタク」の合成語なんでしょう。アニメグッズとかを置いていそうなお店じゃないかと思いますが、開いている時間に見てないので正確のところは不明です。シャッターには1.5頭身のウルトラマンのイラストが描かれています。
 
 今日の昼食の時間は過去のレポートをを読んでいると若干遅めになりそうな気配。そこで初めてカフェで朝食。時には朝からコーヒーだと調子が悪くなることがあるので、本当はジュースとかの方がいいのですが、妥協してカフェオレ。そしてクロワッサン、オムレツを頼みました。オムレツにはバゲットがついてきたので、パンがダブってしまいました。失敗。幸いカフェオレは薄めでお腹にやさしめ。オムレツは卵の味がしない。旧イギリス宗主国の一流ホテルなら美味しいのが食べられるけど、フランスでは難しいのかな。
 ホテルに戻ってチェックアウト。明後日には戻ってくるので、スーツケースは預かってもらいます。待ち合わせまで20分程度。地下鉄乗換では30分以上かかるといけないので、タクシーを呼んでもらったら、1分後にブルーキャップのが来るとの返事。ブルーキャップ?、表示板が青いのかと思ってましたが、しばらくして「ブルーキャブ」の聞き間違いだろうことに思い至り、青ボディのタクシーを待ちます。マダムの運転で北駅へ。
 9時半に着いて他の人を探すと、カフェの奥の方にそれらしい人影が。コーヒーは飲みたくないし、すぐに出てくる様子もなかったので、ちょっと先にこれから乗るタリスを探検してきました。朝食を摂る人はカフェで、それ以外の人はカフェの外で待ち合わせと思っていたのですが、そう思っていたのは私だけでほかの人はカフェの中での待ち合わせと考えていたようで認識違いから私がなかなか来ないと心配をかけてしまったようです。
 
 指定されてる座席は先頭から2両目。8両編成で動力車が前後にあり、2編成連結。最後尾からひたすら歩いてようやく自分たちの車両に到着。チケットを見せて乗車。日本の列車や飛行機と違って数字の連番がふってあるだけなのでわかりにくいのですが、それぞれ座席につきます。シートは大部分がそれぞれの車両の中心を向く配置、後ろ向きで進む座席になってしまいました。旅行中の日報をまったく書いてなかったので、パソコンを取り出して書き始めます。ぜんぜんメモをとっていないので、果たして書けるのか記憶力が心配でしたが、どんどんながくなってなかなか日本を飛び立つところまでも進みません。疲れて休憩したこともあって、結局日報上パリに着く前にアントワープに着いてしまいました。
 アントワープのBERCHEM駅で下車し、別の列車で中央駅に向かいます。とりあえず荷物をホテルに預ける予定でしたが、部屋の用意が出来るということで、それぞれ部屋に荷物を置いて出発。ワゴンタクシー2台に分乗してカフェ・トラピステンへ向かいます。
 研修団の乗った方は車が新しいせいか慎重な走り方、私が乗った方は古い為かなかなかハードな走りをしてくれます。美女二人に挟まれて座っていたためか、途中で暑くなってきました。タクシーは40分ほどで目的地のカフェ・トラピステンに到着しました。
 

 11名の大所帯でしたが、なんとか一箇所にまとまって座り目的のビールを待ちます。2種類のビールを頼んで乾杯。最初はつまみを食べつつ、やがて各種サンドイッチをみんなで分け合って食べ、最後にデザート。ワッフルはさくさくしていて目からうろこ状態。美味しかった。
 すっかり満腹になり外でバスを待っていると、牛と目が合いました。写真を撮っていたらバスが到着。慌てて乗り込みます。最後に乗り込んで席を譲っていたら、空いている席はなし。運転手の横に立って進行方向を見つめて過ごしました。1時間近くかかってようやく中央駅に戻ってきましたが、途中でバス内は満杯状態、最初はポールに腕を絡ませてのんびりしていましたが、最後はバスの運転手の視界を妨げないように小さくなっていました。
ビールを注ぐHさん(movie 126KB)
グラップさんのプチ高笑い(movie 193KB)
牛を前にして(movie 170KB)