2002年10月フランス&ベルギー ものぐさ日記(15/18)   

 
10月17日 木曜日 (4/4)  最後の夜はマルコポーロで
 
 北駅に着いたのは午後5時過ぎ。外は小雨、屋根が無かったので近くから下に降ります。構造がわかってないので勘で行動。今度は朝の5号線ではなく、4号線からオデオン経由で帰るルートを選んでみました。行きのように途中で止まることもなくオデオンまで。でもこっちは混んでました。10号線に乗り換えると若干空いていて楽です。久しぶりにカーディナル・ルモワヌ駅を利用(初日以来?)してホテルに到着。
 研修団も、from京都さんも、もももさんも帰って残るは常陸介さんと私だけ。パッキングを少ししたあと常陸介さんに電話。夕食の待ち合わせ連絡です。アパルトマンの下で再度電話することになりました。さらにパッキングをちょっとしたあと荷物を持ってアパルトマンへ向かいます。もう完全に慣れた道。6〜7分で到着しました。
 オステルリッツ、バスチーユ経由でナシオンへ向かいましたが、1号線が帰宅ラッシュで大混雑。失敗でした。
 
 マルコポーロに行くとジャン・クロードの姿が見えます。一番奥の角に場所をもらって着席。  3日ぶりのカキ。絶品とは言えないものの、美味しくいただきました。
 エスカルゴ。以前はぐい飲みサイズの陶器の入れ物に入っていましたが、今回は殻つき。こちらの方が見た目は良いですが取り出しにくい。容器を洗う手間を惜しんで変わったのかもしれません。殻は捨てておしまいだから。  常陸介さんがどうしても食べたいと言ったカニ。出てきて失敗だったかと思ったのはカニ味噌が苦手の私。でも、何とか食べられて卵のところは美味でした。
 続いてクスクス。日本でも何かのイベント会場で簡単なものを食べただけで、一応まともなものは今回が初めて。肉と交互にクスクスを食べていたらすぐにお腹がいっぱい。先に肉中心で食べて足りない部分を肉汁を掛けたクスクスで補うのが正解のようです。
 【クスクスの準備をするジャン・クロード氏 (movie 169KB)
 スペシャリテ系から選んでいたので、ここまでは同じメニューでしたがデザートは別のを選びました。常陸介さんはスペシャリテの「イル・フロッタント」私は普通の「クレーム・ブリュレ」。イル・フロッタントは完食。クレーム・ブリュレは別に不味いわけではないけれど、甘々でちょっと最後までは食べられませんでした。
 帰り際ジャン・クロードがいろいろ話しかけてくれるんですが、わからないのがとっても残念でした。こうやって書いている今頃になって思ったんですが、動画で写したり、音声記録機能だけを利用して声を録音しておけばよかったですね。握手してお別れ。また会う機会があるんだろうか。
 タクシーでムチュアリテまで。そこで常陸介さんともお別れ。しばらくは一人でがんばってください。