ワイン日誌目次へ 2003年01月12日(日) 「ワイン福袋、再び」   呼び出し元へ戻る直前へ
戻る

 福袋は今までほとんど買ったことがないのは、お値打ちでも自分の好みと違うものが入っていたら単なる無駄。ワインなら大抵のワインを飲むから無駄にはならないと買ってみましたが、前回の福袋がほとんどイタリア物ばかりで、損はしていなくても自分の欲しいワインと違うものが多い。その雪辱戦にワイン屋さんの福袋を買ってみました。買ったお店はリカーマウンテンのネットショップ。大枚はたいて5万円のに挑戦してみました。ここのは普通のように最初から売れ残り品?などを適当に詰め込んであるのではなく、こんなワインが欲しいという要望を出して、あとはお任せのタイプです。
 私は「フランス物(赤白問わず)」「出来ればブルゴーニュ優先」「オールドヴィンテージ」という要望で申し込みました。
これが届いた6本のワイン。白がムルソー2本、赤がボーヌ系3本とミュジニィでした。ネット店の店長の個々のワイン解説付きです。
ポチネ・アンポーの白の古いのは以前お台場のお店で見たことがあるけれど、いつから立てて置いてあるのか分からなくてコルクが乾燥していそうな代物。そんなワイン虐待の保存法を取るようなところは消え去って欲しい。それはともかく30年以上経ってる白はあまり経験がないので楽しみ。64年の方が良い年。ムルソー好きとしては嬉しい選択でした。
モワヤールのオスピス・ド・ボーヌ、通常価格では今回一番高いもの。期待したいところです。
ルロワの赤は今まであまり良い印象がないけど、今度はどうかな。
ミュジニィは初めての生産者。先代のジョルジュ・ブリチェクは変人と言われているポーランド系の彫刻家だそうで、「Vinficateur Cuvee du Pape Jean Paul II」(法王御用達ワイン?)なんて書いてあります。86年だと先代のジョルジュの手になるワインだそうです。

出した額の何倍ものワインはないので、結果としてお値打ち感は前回より低いでしょう。でも好きなタイプばかりなので、自分の中でのコストパフォーマンスは前回に比べて遥かに高い結果になりました。
銘柄 年号 作り手 地域
Meursault-Charmes 1964 Potinet Ampeau Cote de Beaune
Meursault-Perrieres 1966 Potinet Ampeau Cote de Beaune
Beaune Hospices de Beaune Cuvee Rousseau Deslandes 1973 Neg. Moillard Cote de Beaune
Savigny les Beaune les Peuillets 1976 Neg. Leroy Cote de Beaune
Beaune Bressandes 1982 Neg. Leroy Cote de Beaune
Chambolle-Musigny 1986 Edouard Bryczek Cote de Nuits