2001年10月28日(日) 『虹の橋を歩いて渡る(1)』   

 翌朝睡眠時間5時間弱で、6時に起きてみると外は雨の様子。金曜くらいの天気予報では夕方くらいから雨だと思っていたので大誤算です。


 ホテルから歩いて10分でゆりかもめ芝浦ふ頭駅がありますが、駅に近いところからレインボーブリッジを歩いて渡るコースがあるらしいと聞いていたので、ホテルに荷物を預けて歩いてお台場入りをする予定でした。雨では無理と予定を諦めて、とりあえず朝食です。
 1階のブラセリー・ガーデニア・ピシーズは、朝7時から。降りたのは7時半前ですが既に半分ほどの席は埋まってました。650円のセットメニューもありましたが、ちょっと物足りないのでバイキングコースで1300円を選択。何故かサラダの素材として、「沖縄豆腐」「ニガウリ」なども出てました。スクランブルエッグやベーコンを多めに取って満足です。
 外の天気はどうもはっきりせず、お台場のお店はどこも11時から。出かけても仕方が無いので、部屋のベッドに寝転んでうとうとしたり、本を読んだり。
 10時をまわったのでチェックアウトすると、幸いな事に雨は止んでました。雨だから東京駅までタクシーにしようと思ってましたが、嬉しい誤算です。田町駅まで歩き山手線で東京駅まで移動。コインロッカーに荷物を押し込んで、傘を買いに行きました。帰りには雨だろうと思って折り畳みを持ってくる予定が忘れたので、現地調達です。安いのでもいいのですが、折り畳み傘は壊れて来たので少し高くても新しいのを買いました。
 新橋まで移動しゆりかもめの1日券を購入(通常3回乗るなら割安)して、お台場まで直行するつもりでしたが、雨は止んだままの様子。急遽、芝浦ふ頭の駅で下車。南に向かいます。5分ほどで入り口に到着しました。
 芝浦側の入り口は、ゆりかもめのループと高速道路が重なった橋の主塔近くの芝浦側アンカレイジと呼ばれているところ。芝浦ふ頭駅からは倉庫街しかないので寂しい道。すれ違ったのは労働者のおじさんただひとり。こんな雨が降りそうな日に橋を歩く酔狂な人は他に居ないのかも。入り口付近で写真を撮っていると反対側から歩いてきたらしい初老の夫婦が降りてきました。健康のためのウォークって感じです。
 
 左の写真は芝浦側の入り口のもの。レインボーブリッジの芝浦側の主塔が近くに見えます。入り口左の建物の上に「遊歩道入場口」と紙で張ってあるのがなんとも言えません(苦笑)。
 ここを入っていくと、上の写真のようにいかにも工事現場の足場で作ったスロープになります。暫定的なものだとは思いますが、完成形がちょっと想像できません。
 
 
 上の写真は、橋の真下から見たお台場方面です。雨は降っていませんが、霞んでいます。
 右の写真は振り返った所にある入り口。上手い具合に橋がガラスに映ってくれました。ここを入ると左右にエレベーターがあり、橋の「北」か「南」のどちらを歩くか乗る前に決めないといけません。私はお台場側を見ることが出来る「南」を選択しました。
 
 写真を撮っている間に後から高校生の二人連れ、中年夫婦がやって来て、多少は歩く人がいるようです。
 エレベーターで入り口の2階から歩道のある7階まで。エレベーターを降りたら30〜40人の大集団に遭遇してビックリ。団体でお台場から歩いてきた人が、ちょうど到着した場だったようです。歩道の途中だとすれ違うのも面倒なので、終点で出会って良かった。
 下左の写真のように歩道の幅は1.5m程度。人がすれ違えるくらいです。横を一般道とゆりかもめが通ります。歩き始めると、ゆりかもめや一般道のループが眼下に見えます。(下右写真)
 
「続く」