2002年12月08日(日) 『路上観察学会イベント』   

 先日、新聞で路上観察学会の写真が2面にわたって掲載されていました。中山道を歩いて集めた写真を見せるシンポジウムがあるということで、さっそく応募してみました。


   この日はちょうど全国実業団女子駅伝の日。スタート&ゴールの会場となる長良川競技場は長良川国際会議場の隣。運動不足解消を兼ねて岐阜駅から会場までの4キロ強を歩いて行ったのですが、ちょうど走行ルートとバッティング。応援用に用意された旗を断りながら会場に向かいました。長良川に架かる金華橋を歩いている途中にちょうど、出発したばかりの集団とすれ違いましたが、単行本を読みながら歩いていたので全然見ていませんでした。もしかしたらテレビに映っていたのかも(苦笑)。
 歩いていく途中で適当に昼食を摂る予定でしたが、適当な店がないので結局そのまま到着。会場内には食べ物屋ないし、隣のホテルは高そうだし、近くを歩き回って結局カレー屋さんに行きました。食べ終わるとちょうど開場時間。急ぎ気味に戻ると既に半分の席が埋まっていました。皆さん早い出足。全般に年齢が高い人が多いようです。
 第一部は路上観察学会の5人(赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊、林丈二、松田哲夫の各氏)に、雑誌「旅」の編集長が進行役で絡んで、5人の方々が撮影したスライドを見ながら説明を聞くもの。最初に新聞で紹介されていたものはそれほどではなかったのですが、実際に撮影者のコメントを聞きながら見るとなかなか面白い。10数年来の付き合いの人たちなので、茶々入れも豊富でした。すっかり夢中になって楽しめました。結局時間も30分以上もオーバーして終了。開場から笑い声も良く聞こえていい雰囲気でよかった。
 続いてのパネルディスカッションはちょっと楽しめる内容とは違って残念。学者先生でなかなか一般の聴衆を楽しませる人は少ないから仕方ないでしょう。一部だけで帰った人も多いし(3分の1程度)、第二部の途中で帰った人も結構出てました。一応失礼だから最後までいましたが、第二部の間は本を読んでました(爆)。