| ものぐさ読書日誌(190) 読書暦「24.06.27」 | 戻る |
| 『海霊伝』 中井 紀夫 |
| 2002年06月27日 アパートの隣の部屋から聞こえてくる悩ましい声。しかし、やがて男がサディスティックな行為に及ぼうとしたらしく、「だめ、やめて」の叫び声。その後、妙な音がしてきて逆に男のおびえた声がしてきた。そして絶叫とともに肉塊を引きちぎるような音がした後、静かになってしまった。 翌朝、隣の住人である女性が、シーツを洗っている場面に遭遇、その後部屋中をゴシゴシ雑巾掛けしているらしい。男はどうなったのか・・・。 隣に住んでいるだけでまともに話をすることもなかったが、やがて彼女と偶然待ち出会ったことから、彼女の正体を気にしつつ付き合い始めることに。 表紙を見ていれば最初からイメージが固定されていたんだろうけれど、買ったあとはブックカバーがつきっぱなしで見ないままに読み始めたので、かえってよかったように思う。 主人公のように「見ないで」と言われてその約束を守り続けるのは大変だろうなあ。 |
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| 『海霊伝』 発行1990年07月31日 (徳間書店、新書、ISBN4-19-154281-8 本体699円+税) |
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