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『水妖』 井上雅彦 監修

1998年9月22日

 廣済堂文庫の異形コレクションシリーズの5冊目。20数名の作家の短編を、書き下ろしで出版しているもの。

 10数名の作家は過去に読んだことがあります。この中から、何人かを紹介しましょう。まだ、数編読んだだけなので、タイトルだけですが・・・。なお、敬称は略させていただきます。<(_ _)>
・村田 基「貯水槽」
・加門七海「すみだ川」
・中原 涼「乾き」
・山田正紀「溺れた金魚」
・竹河 聖「海の鳴る宿」
・菊地秀行「水妖記」
 そして、
・菅 浩江「蟷螂の月」

 菅さんの月を見上げる蟷螂(カマキリ)のイメージが良いですね。目に浮かびます。興味ある皆さん、ご一読のほどを。

 タイトルに加えて、加門さんの名前もあるように、京都フォーラム7番会議室(古都ミステリースポット)に近いものではあります。

(廣済堂、文庫、ISBN4-331-60675-9 本体762円+税)