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『猫探偵・正太郎の冒険[1]』 柴田 よしき

2002年02月24日

 猫探偵正太郎は、琵琶湖近くに住むミステリー作家桜川ひとみの飼い猫。お金に困るとえさ代から削るという困った飼い主だけど、見捨てられない。
 前の飼い主のところの犬と協力したり、連れられた先の猫と協力したりして、事件解決の手伝い。とは言っても、人間とは言葉を交わせるわけでもないので、彼ら猫族に出来る方法で。

 何気なく手にとった本。既に正太郎の視点で長編が2冊書かれていて、これはそのタイプと別の人の視点で書かれたタイプとの6編の短編集。解説は正太郎ファンである女優の池波志乃さん。
 『猫探偵・正太郎の冒険[1]』発行2001年12月20日
 (光文社、新書、ISBN4-334-07450-2 本体819円+税)