ものぐさ読書日誌（276）　読書暦「25.03.06」

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『インフィニティ・ブルー（上・下）』　平井　和正

2003年03月06日 　全米一のマフィアの家系に生まれたジョナサンは、二卵性の双子の弟マルコが跡目を継げばよいと思っていたが、マルコは兄のジョナサンを最大のライバル視していた。マルコが一家の女性を妊娠させたことで、ジョナサンは一家のドンである祖父に呼び出される。問題の解決を頼まれたジョナサンはその帰りに謎の飛行機からの襲撃を受ける。何とか切り抜けたジョナサンであったが、マルコと名乗る美女に拉致された。そして、そこで見たものは・・・・。 　平井さんの本を読むのは久しぶり。ウルフガイＤＮＡシリーズが出ていたが、イラストが人前で読みにくいものだったりもしたので、一巻目読み始めたところで中断。そうこうしているうちに、途中から買うのを忘れていたのであっという間に絶版。電子図書は出ているけど迷うところ。 　この本はちょっと昔の雰囲気が出ている本。ただ、何人もの登場人物が出てきて通り過ぎていくロードムービーのような構成。昔のように熱くなれる本とは違ったみたい。 　２冊とも700ページ近い分量なので、普通の４倍の時間かかっての読破となりました。
『インフィニティ・ブルー（上）』　平井　和正 　　　　　　発行2002年12月20日 　　（集英社、文庫、ISBN4-08-747521-2 本体1000円＋税） 　『インフィニティ・ブルー（下）』　平井　和正 　　　　　　発行2003年01月25日 　　（集英社、文庫、ISBN4-08-747535-2 本体1000円＋税）