ものぐさ読書日誌(285) 読書暦「25.04.01」 | 直前へ 戻る |
『君がいる風景』 平谷 美樹 |
2003年04月01日 久しぶりに再会した25歳の3人。哲也は友人の雅和・聡司の力を借りて、学校の古びた鏡の前に立ってタイムスリップに挑む。中学校の時に亡くなった一人の少女・美鈴を助けるために。 タイムスリップには成功するが、哲也の記憶から肝心な美鈴を助けるという部分が抜け落ちていた。彼女を助けるために医者にまでなった哲也は、美鈴を助けられるのか。 ジュブナイル小説ですね。でも、大人が読んでも楽しめるかが大事な部分。作者はNHKの少年ドラマシリーズで育った世代。確かにその頃の雰囲気が感じられる作品です。ストレートな話で楽しませてもらいました。 |
|
『君がいる風景』 平谷 美樹 発行2002年07月31日 (朝日ソノラマ、文庫、ISBN4-257-76972-6 本体495円+税) |