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『千里眼 運命の暗示』 松岡 圭祐

2001年05月14日

 『千里眼』のさらに続編。前作の「ミドリの猿」では物語が終わっていなかったので、すぐに買ったもの。話が大きくなり過ぎて実感が湧かない部分も多いのですが、一気に最後まで読ませてくれます。
 メフィスト・コンサルティングの罠で、中国奥地に飛ばされた岬美由紀、嵯峨敏也、刑事の蒲生誠の3人は圧倒的反感を買う状態で身の危険を回避しつつ中国との開戦を避ける道を探る。メフィスト・コンサルティングの緻密な10年来の計画に打ち勝つにはごくわずかの可能性しかないなか、果たして上手くいくのだろうか。
 『千里眼 運命の暗示』2001年1月1日発行
 (小学館、単行本、ISBN4-09-386066-1 本体1600円+税)