ものぐさ読書日誌(96) 読書暦「23.11.15」 | 直前へ 戻る |
『ゲド戦記 最後の書 帰還』 アーシュラ・K・ル=グイン |
2001年11月15日 第2巻に登場したテナーはゴント島で静かに暮らしていた。夫をなくして一人になった彼女は、焼き殺されそうになっていた一人の女の子を救い出す。そこへ大魔法使いオジオンからの知らせ。急いで向かった先に待っていたのは、死を待つばかりのオジオン。絶望感にかられていた彼は最後に希望の光を感じて旅立つ。やがて竜がテナーの前に現れる。その背には・・・。 第3巻から16年後に書かれた本書。ゲドの姿を見たくなかったという感想も多かったとか。ル=グインが年齢を重ねていたからこそ書けた本だと思う。 |
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『ゲド戦記 最後の書 帰還』発行1999年12月06日 (角川書店、単行本、ISBN4-04-873315-X 本体1800円+税) |