ものぐさ読書日誌(188) 読書暦「24.06.23」 | 直前へ 戻る |
『第二の太陽へ』 横田 順彌 |
2002年06月23日 16歳以前の記憶を持たないハヤト。森の中で倒れているところを農夫に助けられたが、記憶を全く無くしていた。ポケットにあった「ハヤト。十六歳。[空飛ぶ船]の秘密を探れ」の紙片のみが唯一の手がかり。偶然参加した剣術大会に優勝してしてしまったところから、昔は剣闘士ではないかと思われた。 やがて、時間が無い、南へ行けとの夢のお告げを受けて旅に出る。それから1年。ある町で「黒騎士」から守ってほしいとの依頼を受け、黒騎士と対戦するがその正体は・・・。 ほんとに久しぶりの横田さんの小説。とは言っても10年前の作品。雑誌を読まなくなって出会う機会もなくしてました。 これは本領の「ハチャハチャ小説」とは違って、ジュブナイル的な小説。まともな冒険ものでした。気になるのはタイトル。もうちょっとひねってあっても良かったのではないかと思う。 |
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『第二の太陽へ』 発行1991年01月30日 (朝日ソノラマ、文庫、ISBN4-257-76544-5 本体495円+税) |