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『僕はイーグル3』 夏見 正隆

2002年08月08日

 原子力発電所を偵察に来た《牙》のスホーイ24をなんとか追い散らした、漆沢と鏡のふたり。しかし、損傷した2機のF15を着陸させるという仕事が残っていた。スホーイに勝てたのは偶然と見られ、まだまだ空戦能力は未熟ということで、ふたりは謎のスホーイに対する特別飛行班から外されてしまう。
 新型機を手にした《牙》は10機もの旧式ミグ戦闘機とともに、日本へ接近。はたして、原子力発電所を守ることが出来るのか?

 あいかわらず会話文はリアル感が無い場面も多いですが、これを真面目に書いてしまうと問題になってしまうのかも。仮想敵国もあるので、まずいんでしょうね。
 今回も600ページを越えるという2冊分の分量。通勤途中で読むには嵩張りますが、またまた一気に読破。空戦シーンは特に読ませてくれます。
 『僕はイーグル3』 夏見 正隆
    発行2002年07月31日
 (徳間書店、新書、ISBN4-19-850568-3 本体1500円+税)