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『運命の糸車 グイン・サーガ86』 栗本 薫

2002年08月11日

 ケイロニア軍の強さに押されいったんマルガに退いたイシュトヴァーンは、ゴーラへ帰る道を開けるように陣を敷いたケイロニア軍の間を抜けてゴーラを目指す。そのまま帰らせるかに思えたケイロニア軍であったが、グインの指揮の下で攻めかかって来た。そして、グインとイシュトヴァーンとの一騎打ちが始まった。
 その頃ゴーラの首都イシュタールでは、留守を預かるカメロンのもとにアルドナリス&グインからの使者が訪れていた。面会は無事に終わるが、あらたな事件が起きる。

 作者も書いていますが、100巻まであと14冊。2005年には届きそうですね。今年は10月11月と外伝が上下巻で2冊出た後で次が出るそうなので本編は12月頃とか。
 このままどろどろと暗くなっていくかと思っていたら、そうでもないのか良くわからない。作者の気持ち次第かなあ。
 先日SFマガジンの中古本を通販で買いました。自分の写真が載っている「グインコン1」の号だけど、残しておけば無駄なお金を使わずに済んだと後悔。
 『運命の糸車 グイン・サーガ88』栗本 薫
    発行2002年08月15日
 (早川書房、文庫、ISBN4-15-030698-2 本体540円+税)