1985年12月 エジプト旅日記(9/17)   

12月27日金曜日 緑のない王家の谷で

  さて、いよいよ本命の王家の谷の中心へ。残念ながら見たのは何か忘れてしまいました。数人の王の墓なのは確かなのですが、その時公開されていたもの、修復中のものがあって、現在公開中の墓とは異なっている事でしょう。
 
 たぶんラムセス6世とツタンカーメン王の墓は見たと思います。撮影禁止ばかりで、ほとんど撮っていず、墓の入口の階段で集合写真を撮ったくらいでした。
 ツタンカーメン王の墓は荒されていなかっただけあって、見ごたえがあります。
 
 墓の入り口は地面に開けた穴で、ほとんどシェルターみたいなもの。今は観光客向けに階段が付いていますが、発掘されるまでは、ごく普通の地面だけだったことでしょう。
 副葬品の大部分はカイロの博物館にありますが、ミイラと金の棺桶は残されています。他の墓もレリーフが残っていて興味深いものでした。
 
 ツタンカーメン王の墓の近くで撮影した記念写真。
 待ち時間が長かったので、添乗員さんが撮ってくれました。入れ替わりそれぞれのカメラで撮影するのもお仕事ですね。


 ここでツアーメンバーを確認してみると、男性6名、女性12名、添乗員1名(男性)、ガイド1名(女性)の合計20名だったようです。この写真では休憩中の1名は写っていません。
 
 ツアー参加者では、60〜70代が5名、50代前後が4名、20〜30代が9名。私が最年少だったらしいのですが、正しい情報かは不明です。


 王家の谷の観光を終えて、死者の街から生者の街へ帰ります。
 偶然空を飛ぶ鳥が写りました。
 
 戻ったところで昼食の時間くらいだったのでしょう