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1999年5月フランス ワインと城壁の旅(11/35)
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5月18日 火曜日(2)  気を取り直して街歩き

 通信ばかりにかまけていてはいけないと外出。西に歩くとすぐに、fnacも入っているショッピングセンターがあります。この後何度か利用しましたが、フランス国鉄の切符自販機も設置されていました。
 この時はそのまますり抜けて行くと「メゾン・カレ」の前へ。紀元5年頃の建造物で、カエサルの孫に捧げられたローマのアポロン神殿を模したもの。足場が組まれていたので、被写体には不向きと撮影は無し。向かいには近代的なガラス建築の「カレ・ダール」。
 カフェの並ぶ通りを歩くと、地図を売っているお店。ニーム、アヴィニョン、そしてエーグ・モルトやレ・ボーも入っている地図を購入。合計76FFでした。パリで買ったミシュラン地図よりも倍の拡大率で、道路がより詳しくなっていました。


 南東方面へ歩くと、カフェがいっぱい。やがて、古代闘技場が見えてきました。大きすぎてフレームには入りません。133m×101mの大きさは世界では中程度だそうですが、保存状態では世界一だとか。
 残念ながら近くには寄れなくて、遠くから眺めるだけでした。

 カフェではのんびり出来ない気がしたので、すぐ南のシャルル・ド・ゴール広場にあった移動車の出店で、ツナ・卵のサンドウィッチを購入。20FF弱。
 コンクリートの台の上に座って、ぼけっとしながら食べていると、少年が「ボナぺティ」と言いながら通り過ぎて行きました。
 しばらくのんびりしたあと、駅まで歩き明後日のカルカッソンヌまでの切符を購入。

 サン・ボーディル教会。
 特別有名なものではありません。ホテルから歩いて数分のところにありました。
 ほんとに撮っておきたかったのは、中世の面影を色濃く残した街並みでした。今風のお店が無ければ、シェークスピアの世界のような狭い通り。普段の生活があるから邪魔したら悪くて撮れませんでした。
 朝早くも考えたのですが、時間が無くてというより無精で駄目でした。
 こちらはアウグストゥス門。かつては街を取り囲んでいた城壁の名残りのひとつ。この門はローマに通じるドミティアヌス街道上に建っていたもの。中央の2つは騎士や馬車用、左右の小さなアーチは歩行者用だったそうです。

 一旦ホテルに戻り、再度通信のトライ。やはりだめでした。