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1999年5月フランス　ワインと城壁の旅（27／35）

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　アヴィニョンは終着駅でしかも有名観光地、ホームが混み合っている。急ぐことないのでしばらく待って、出口へ。ホテルまでは400ｍらしいし、駅前から伸びる大通り沿いのはずなので、グル号(キャリーバッグ)を引っ張って歩く。なんか日本人が多い。団体客の自由行動時間のようです。

きょろきょろ探しながら歩き、10分とかからずにホテルを発見。なんたらかんたら適当なことを言って、予約確認メールを見せて無事チェックイン。例文が長くて覚えられない。 注：この写真はホテルのパンフレットを撮影したものです。見かけは良いんですけど、入り口はちょっと貧弱です。２つ星ですからそんなものかな。 　102号室の鍵を受け取ってエレベーターへ。ドアは引っ張る方式でした。１階に着いてドアを押して降りる。わずか１階なので、使うのは荷物があった今回だけだろう。 　通信風景です。机は遠いのでまたしてもベッドでパソコンを操作していました。寝そべるとキーが打てないので、腰掛けて横向きの体勢は長く続けることは出来ません。 　部屋に入ってさっそく電話機を見ると、難敵のモジュラージャックが全くない方式。おまけに壁掛け式で、壁から伸びる線はわずか10cm！。負けてなるかと、電話機を外して見ると外しやすそうな大きめのマイナスネジ。小さなプラスネジだったらパリに置いてきたので、買わないといけないところ。外すと回線剥き出しの部分があり、そこにミノムシを接続してチェッカーにかけると青表示。 　電話のかけ方の案内なんてないので、外線発信の方法を聞く必要がありました。フロントで確認(英語で)。０発信だというので、電話機で押して確認。パルスでした。 　とりあえずTELNET経由で接続してみると、今回はオンフックなどの操作無しに接続できました。結局AGATE HOTELに近い状態です。電圧は高くないので、特別なものは不要です。 　この状態で一度電話がかかってきました。焦りました、不正行為がばれたのかと。なんとか受話器を取り上げると、フロントからの明日の朝食の確認した。丁重？にお断りしましたが。 　今回はいずれも難敵のホテルばかり、良い修行をさせてもらいました。ニームの仇は討ちたいのですが、ちょっと先達の知恵を借りないと無理みたいです。付き添いが要るかもしれない。 　ホテルの部屋です。テレビは上部に据え付け。小さなテーブルと椅子。 　奥にバスとトイレ、右手のカーテンがクローゼットです。二つ星なので、必要最小限の部屋になります。 　翌朝は、外で食べている時間がなかったので、部屋で食事。 　駅の近くのパン屋さんで買いました。アルザシアンという名前のホットドックとクロワッサン、そしてファンタオレンジ。 　各14FF、3.8FF、10FFでした。ファンタは高い。 　ホテルの窓からの景色です。パリだけ忘れて撮ってませんね。 　部屋の鍵はシンプルな構造で、ぐるぐる何度もまわして上手く掛からなかったこともあって戸惑いました。もしかしてかけ忘れていたこともあったかも。 　ホテルそのものは小さなフロントで、見かけは古びたアパートみたいなものですが、すぐ隣の角地に同じ名前のブラッセリーがあってホテルの案内カードには綺麗な建物が写っていました。 　ホテルの予約時にはレストラン等は無いとあったんですが、隣なので同じ経営者か同列なんだと思います。でも、ここは利用していないので味などは不明です。 　１泊の料金は、２９０ＦＦ。電話代は５０ＦＦでした。ここもベッドはダブルサイズ。