2002年10月フランス&ベルギー ものぐさ日記(7/18)   

 
10月14日 月曜日 (2/3) ブルージュ中心部を歩く
 
 気に入って撮影した塔。特に左の写真の塔は中を見てみたいと思わせる細さ。有名なのかは不明です。 
 
 左の写真は運河に身を乗り出すようにしてカメラを構えたら寄ってきた白鳥たち。餌を貰えないと分かると「ふん!」というような顔で去っていくところです。

街中にもある運河沿いを歩いて中心部に向かっていくと観光客がどんどん増えてきます。勉強不足で見たい場所も特定できなかったので、日本で印刷してきた地図に載っている観光ポイントをいくつか歩いたものの、ミュージアムの展示品までわからない。へたに入っても宗教画ばかりでは疲れます。たまたま覗いた建物の中では、サルバドール・ダリの展覧会をやっていましたが、無料のスペースに飾ってあった写真や版画を見るだけにしておきました。奥のほうまではわかりませんが、入り口から見る限り版画が多い展覧会のようで、8ユーロほどの価値はなさそう。やめておきました。
 
 よく写真に登場するらしく、最近買った本にも個々の建物が出ていました。  街中の運河にかかる跳ね橋。実用性はないので観光用に保存してあるんでしょう。
 
 ファン・アイク像だったかなあ。左の物体の方が気になっていた。

 また、運河沿いを歩いていた時にはほとんど止んでいた雨がまたぱらぱら降ってきます。で、中心部は街歩きだけで終わりました。昼を食べようかと思ったものの、中心の広場付近ではギャルソンが店の前で待ち構えている店ばかり。メニューを見るだけで引っ張り込まれそうで、いやだからパスして駅方面を目指します。
 
 12時半頃に駅に戻ってきました。帰りの列車も1時間に1本程度。次は1時過ぎです。構内の売店でサンドイッチを買ってから、空いてるイスを探してもなし。ホームに座れる場所でもないかと向かうと風が入らない待合室があってそこで昼食。オムレツ&タマゴサンドは丸いパンが割りと美味しかった。
 そうこうしてると列車が到着。無事に席を確保して一路アントワープへ戻ります。今度の検札はすぐにやってきました。本「深夜プラス1」を読み始めたもののお腹がくちくなったため眠気がやってきて本を取り落としかけました。本は諦めて眠りの体勢に。終着駅まで行けば良いので、万が一ホントに眠っても降り過ごしもありません。帰りは空いていて結局隣も向こう側も誰も座らずに終わったので結構安心してうとうとしてました。
 
 左が乗ってきた列車。右は別の都市へ行く列車のようです。  2時半には終点のアントワープ中央駅着。こちらも雨で、自分だけ降られた訳ではないとわかって一安心(笑)。ホテルのキーをざっと見ると皆さんお出かけみたいでした。